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2009年3月

六本木アートナイト

週末に開催された六本木アートナイトというイベントに参加してきました。

これは六本木の街を大きなキャンバスとして、様々なアートが出現するというものです。

最初に足を運んだのは、国立新美術館です。ルーブル美術館の作品が来日し、盛り上がっていますが、こちらでは、子供をテーマに所蔵品を紹介するという「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」が開催されていました。時代や地域を越えて、誕生や日常、死といったシーン別に作品を展示するというのが面白い試みでした。作品の数も非常に豊富で見応えもありました。

その後、館内にあるブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼで夕食をとりました。こちらでは、正統派のフレンチを手頃な値段で楽しむことができます。ディナーのプリフィクスコースはなんと2,680円です。私は前菜に生ハムのサラダ、メインは牛肉のポトフ、デザートにクリームブリュレをチョイスしました。

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夕食後は、館内で開催されたアコーディオンとサックスのJAZZセッションという少し珍しいライブを見学し、サントリー美術館へ移動しました。

サントリー美術館では、「一瞬のきらめき まぼろしの薩摩切子」が開催されていました。最初に、スライドレクチャーに参加し、学術員の方から見どころの説明を聞きました。薩摩切り子は、11代藩主の島津斉彬の時代を中心に、わずか十数年に興隆、衰退したものだそうです。現存する作品の大半を国内外から集めた展示は、圧巻でした。

また、館内では、川井郁子スペシャルミニライブが開催されました。あまりにも大勢の人が訪れ、ややパニック状態でしたが、運良く間近で演奏を聴くことができました。彼女の動きはダイナミックですが、演奏は極めて繊細で、そのギャップが印象的でした。薩摩切り子にちなんで、ガラスのヴァイオリンで演奏するという演出もありました。冷たい音がするのかと思いきや、懐かしく暖かい音色でした。

六本木の街が持つ芸術性を感じることができる一夜でした。

Aroma Classico

久しぶりに、品川のアロマクラシコでランチを楽しんできました。

前菜、パスタ、メインとデザートのコースを注文し、前菜には桜肉、パスタは白魚と葉タマネギ、メインはかぶりのロースト、デザートはパンナコッタをチョイスしました。

桜肉は軽くあぶってあり、パクチーとナッツとの組み合わせが好相性でした。パスタは、唐墨の塩味がアクセントになりつつも、春らしい食材でさっぱりと、かぶりは、脂がほどよい感じで、どれも美味しくいただくことができました。

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マリネッラ パーソナルオーダー会

マリネッラでネクタイのオーダー会が開催されているというので、久しぶりに東京ミッドタウンを訪れました。

店内には目移りするほどのたくさんの生地が置かれていましたが、マリネッラといえば紺地の小紋柄ということで、紺地にサックスや茶系の柄の入ったものをチョイスし、幅は少し細身の9㎝に、もちろんセッテピエゲでお願いしました。

残念ながら、オーナーのマウリッツィオ氏に会うことはできませんでしたが、特典として、ロングホーズのプレゼントがありました。こちらは、黒地にブルーのピンドットが入ったものをいただきました。

仕上がりは7月頃ということで、しばらく完成を待ちたいと思います。

目白散策

日ごろ活動している城南エリアから、目白まで足をのばしてきました。

最初に訪れたのは、護国寺駅近くのオルゴールの小さな博物館です。失礼ながら、オールゴールなんてと、高をくくっていたのですが、訪れてみてびっくりでした。7階建ての立派なビルの館内には、所狭しといったいいくらするのかも分からないようなアンティークのオルゴールが並べられていました。

オルゴールは、1800年代中頃~後半に使われていたものなのですが、皆現役で綺麗な音色を奏でます。特に印象に残ったのは、100枚以上のピンを持つオルゴールで、その華麗な音色は、これまで知っていたオルゴールの音という概念を覆されるほどの衝撃でした。ゼンマイで駆動するという点では、機械式時計に通じるものがありますし、最初にスイスで製品化されたというのもうなずけます。また、音を反響させるための木箱は、外面は家具と同じインテリアであり、機能は弦楽器などに通じるものでもあり、その意味では非常に複雑な機械だといえます。それを職人が1つ1つ手作りしていた、ということを考えると、かなり奥深い世界です。

その後、椿山荘へ足を運び、無茶庵というそば処でランチを楽しみました。お目当ては、彩りさくらそば御前という、この季節ならではの期間限定メニューです。前菜、造り、煮物、揚物と、次々料理が運ばれてくるのですが、さすがは椿山荘、季節の素材をふんだんに使いながらも、見た目にも楽しめる演出がなされていました。そばは、桜を練り込んであり、口に入れるとほのかな香りが広がります。そば自体もコシがあって、非常に美味しく、かなりの絶品でした。

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L1000035昼食の後は、近くの永青文庫を鑑賞しました。源氏千年と物語絵という展示会が開催されていたのですが、タイミング良くギャラリートークが開催されており、学術員の方の説明を聞くことができました。物語の背景を知った上で鑑賞すると、より奥深いところまで作品を理解することができます。

帰りには、リーガロイヤルホテルに立ち寄り、アフタヌーンティーを楽しみました。

あまりなじみのないエリアだったのですが、一日で色々と見て回ることができ、散策を満喫することができました。

ライカ C-LUX 2 第三弾

年末頃から、愛用しているC-LUX 2の調子が悪かったので修理に出しました。 

症状は、フラッシュ撮影時に白飛びしてしまったり、真っ暗になってしまったりという状態を繰り返すというものだったのですが、レンズユニットと背面パネルを交換し、2週間ほどで修理から戻ってきました。

一件落着と思いきや、症状が改善されておらず、すぐに再入院することになりました。説明が上手く伝わっていなかったのではないかと反省し、撮影に失敗したデータを添付して再度お願いしたところ、フラッシュの制御不良が原因と判明、ROMを再設定することになりました。1ヶ月ほど待たされましたが、ようやく正常に動作するようになりました。

保証期間だったため、無償で対応いただけましたが、部品のほとんどを交換した結果、中身はほぼ新品の状態です。

ちなみに、本機はパナソニックのOEMですが、修理はライカでの対応となり、部品も場合によってはドイツから調達するため、時間がかかることもあるそうです。

ポワレとフォルチュニィ展

東京都庭園美術館のイベントに参加してきました。

現在は、「ポワレとフォルチュニィ展」が開催されているのですが、この二人は、20世紀初頭にパリ・モードを変えた人物と言われています。時代的に重なる庭園美術館の建物に展示するという点で、非常に興味深いものでした。

まずは、学芸員の方にスライドで見どころについてのレクチャーを受けた上で、館内の展示を順番に解説を聞きながら鑑賞していきます。その後には、神戸ファッション美術館長の講演を聴く機会もありました。しかも、園内にあるcafe 茶洒 kanetanakaからサーブされるアフタヌーンティーを楽しみながら、という洒落た企画でした。

私は、ファッションにおいて、モードというものには、それほど強い関心はなかったのですが、非常に手の込んだ意匠の衣服は、時に芸術として扱われる価値があることを認識させられました。特に、1つの技法をとことん追求するという、フォルチュニィの職人的な姿勢には、非常に感心させられました。

また、ゴーギャンがタヒチで描いた作品の衝撃が、人々が自由な服装を受け入れる素地を作り、そこにポワレとフォルチュニィが現れたという、歴史的なつながりを知ることができたのも面白かったです。

この展覧会は、目黒・白金ファッションウォークと題して、目黒区美術館で開催されている、「祝祭の衣装展」とコラボレーションしており、互いの半券を持って行くと入館料が割引になるという特典が用意されています。

私も、散歩がてら目黒区美術館まで足を運び、こちらの展示も鑑賞してきました。ポワレとフォルチュニィ以前の人々が、いかに造られた窮屈な服装をしていたかということを目の当たりにし、そこから解放されることの意味をより深く理解することができました。

T-falスチームアイロン&斎藤アイロンアイロン台

以前から、クリーニングでYシャツのボタンを割られてしまうのが嫌だったのですが、自分でアイロン掛けするのも面倒ということで、ずっと我慢していました。

しかし、今回一念発起して自分でアイロン掛けすることを決意、まずは形からということで、アイロンとアイロン台をそろえることにしました。アイロンはスチームのパワーを、アイロン台はYシャツのアイロンのかけやすさを、それぞれ重視し、選んだのが、ティファールのプログラム8パワージーンズ400と、斎藤アイロンのMS-1です。

一週間分のYシャツをアイロン掛けしてみると、これまで家にあったアイロンとアイロン台の組み合わせとは雲泥の差の使いやすさでした。T-falはかなり重たいのですが、これがばっちりしわを伸ばしてくれる上、スチームのパワーも申し分なく、カラカラに乾燥したYシャツがあっという間にハリのある状態になります。アイロン台もYシャツにぴったりフィットするサイズで、また曲面になっているため、無駄にYシャツの位置を動かす必要もなく、スムーズにアイロン掛けすることができます。

想像以上に快適にアイロン掛けをすることができたので、これかも続けて行けそうです。

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