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2008年8月

麻布十番納涼まつり

週末に麻布十番納涼まつりに行ってきました。

今年は、義父の浴衣を借り、ぞうりを新調してのぞみました。ぞうりは、老舗の四谷三栄で購入しました。ここでは、台の部分と鼻緒を好きなデザインから選び、自由に組み合わせることができます。そして、10分ほどで職人さんが手際よく鼻緒を取り付けてくれます。鼻緒を入念に叩いてやわらかくした上に微調整してくれるので、足が痛くなることもなく、楽に歩き回ることが出来ます。

ただ、当日の天気は残念ながら雨でした。人出が少ないことを期待していたのですが、例年にない人混みでした。傘をさしている分だけよけいに混雑していたようです。前に進むのも困難な状況とあって、ぐるっと一回りしてすぐに観念して帰ってきてしまいました。

帰りに近所で食事をしていると、隣席の人に話しかけられ、浴衣が似合っているとお褒めの言葉をいただきました。ネットで調べて即興で着付けた割には様になっていたようです。

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対決巨匠たちの日本美術

D1000005面白そうな企画があると、ずっと気になっていた「対決巨匠たちの日本美術」という特別展が、東京国立美術館で開催されていたのですが、最終日にようやく見に行くことができました。

最終日ということもあってか、上野駅の改札からすでに入場制限中という案内が張り出されており、建物の前には長蛇の列が出来ていました。館内もかなりの混雑ぶりで、正直ゆっくり鑑賞できるという状態ではありませんでした。

しかしながら、歴史の教科書などでしか目にしなかった作品を、対決という切り口で鑑賞できるというのは、なかなか興味深いものがありました。実際にライバル関係にあった人たちもいれば、そうでない組み合わせもあったのですが、互いの作品を並べてみると、それぞれの個性が引き立ち、素人なりにも違いがよく分かります。

個人的に印象に残ったのは、看板にも描かれていた、曽我蕭白(しょうはく)の作品です。彼は江戸時代の画家で、同時期に活躍した伊藤若冲(じゃくちゅう)という画家と対決する形で展示されていました。水墨画は非常に力強いタッチに、絵の具を使った作品ではその色彩に圧倒されました。狂人扱いされることもあったらしいのですが、彼の作品からは確かな技術力と器用さが感じられました。

D1000008その後、上野精養軒のカフェランランドーレで昼食をとりました。ハヤシライスが有名なのですが、ランチセットを注文しました。シャリアピン・ステーキのソースが甘く懐かしく感じられる味付けで、美味しくいただくことができました。

L1030150_2番外編ですが、お土産として、京好みと江戸好みの宇治煎茶がセットになった闘茶というお茶を買ってきました。私は濃いめの茶が好きなので、この対決は江戸好みの圧勝でした。

Miserocchi完成

4月にオーダーし、ちょっとしたトラブルに遭遇したミゼロッキのドライビングシューズがようやく手元に届きました。

ミスオーダーのものは、甲の部分以外がすべてブルーになっていたのですが、本来はブラウンでオーダーしていたので、比べてみると随分落ち着いた感じがします。また、なぜかインソールのロゴが前のものはゴールドで、今回のもはシルバーでプリントされている、という違いがありました。

夏も残りわずかとなってきましたが、とても履き心地がいいので、これからどんどん使って行きたいと思います。もう一足の方は、車に常備して運転用にする予定です。

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箱根2泊3日③

3日目は、元箱根方面に足をのばしました。

まずは、箱根園から遊覧船で関所跡に移動し、そこから旧街道杉並木を散策しました。大きな杉の木からは威厳すら感じられます。

元箱根から遊覧船で箱根園に戻った後は、水族館を鑑賞しました。小さな水族館ですが、芦ノ湖の畔にあるだけあって、淡水魚も多く集められていました。

その後、車で再び元箱根に向かい、箱根神社を参拝した後に、箱根新道、小田原厚木道路、東名高速というルートで都内に戻ってきました。

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箱根2泊3日②

二日目は、仙石原方面へ移動し、ポーラ美術館を訪れました。

ちょうど、シャガール展が開催されており、絵本の挿絵など、多数の作品を鑑賞することができました。彼の作品は、人が空を飛んでいるように描かれたり、所々に牛や馬、鳥などが登場するなど、非常に幻想的です。他にも、モネやゴッホをはじめとする著名な画家の作品が数多く展示されていましたが、正直なところ、日本人の描く洋画は西洋人のそれと比べると、少し見劣りするように感じられました。そのような中、現代日本画の杉山寧の作品は圧倒的な迫力があり、目を奪われました。

L1030044昼食は、たまたま通りかかった高原茶寮 福風というお店に入りました。ざる とろろ御飯を注文したのですが、とろろ御飯はやや甘めの味付けが懐かしい感じでした。

 

 

 

 

L1030050午後は、強羅方面に向かい、強羅公園のクラフトハウスでサンドブラストを体験しました。サンドブラストとは、ガラスに砂を吹きかけて、絵柄を曇りガラス状にくり抜くというものです。トレーシングペーパーで絵柄をなぞり、それをビニールテープの上に転写し、カッターで切り抜いていくのですが、思った以上に大変で、1時間以上も黙々と作業に打ち込んでしまいました。 

 

 

 

L1030074その後、今回のメインイベントの会場となる箱根彫刻の森美術館に足を運びました。アウディのイベントだけあって、駐車場は様々なモデル、年式のアウディで埋め尽くされていました。出演は、ドラムの大坂昌彦さん率いる大坂昌彦クァルテットで、スペシャル・ゲストに、サックスの太田剣さん、ボーカルの安富祖貴子さんという顔ぶれでした。涼しくなった夕暮れ時に、芝生の上に寝ころんで演奏を聴くのは気持ちがいいものでした。

 

 

 

L1030062この日の宿泊先は、季の湯 雪月花です。会場に近く、遅い時間から夕食をとれるプランがあったため選んだのですが、これが大正解でした。館内はとても綺麗で、部屋には露天風呂もついています。料理も非常に手が込んでおり、美味しくいただくことができました。

 

 

 

 

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箱根2泊3日①

アウディが毎年開催しているイベント「Audi MUSIC meets ART」に応募したところ、見事当選したので、参加ついでに2泊3日で箱根を旅してきました。

初日は、東名高速を利用し、最初に訪れたのは御殿場プレミアム・アウトレットです。金曜だったため、それほど混雑しておらず、ゆっくりと買い物をすることが出来ました。ちょうど、セールを行っていたこともあり、ロロ・ピアーナのポロシャツとロエベのポケットチーフを手に入れました。

この日の宿泊先は、グリーンヒルズ草庵です。オーベルジュなので部屋は簡素ですが、食事は満足のいくものでした。

L1030028オードブルは、うにとチーズ豆腐です。ごま油の風味が香るソースが絶妙でした。

 

 

 

 

 

 

 

L1030033前菜は、ホタテのスモークとクスクスです。クスクスはラタトゥユで味付されており、ほどよい酸味が効いていました。

 

 

 

 

 

L1030034スープは、ポタージュです。トウモロコシの香りと甘みが濃縮されていました。

 

 

 

 

 

L1030035魚料理は、真鯛のポアレです。自家製の柚胡椒のソースがぴりっと辛いアクセントになっていました。

 

 

 

 

 

L1030036_edited1肉料理は、牛肉です。ミョウガなど、夏野菜の天麩羅が添えられています。黒トリュフとフォアグラといった贅沢な食材とカシスのソースの酸味が非常に合っていました。

 

 

 

 

しめには、お新香の寿司とデザート、コーヒーがつきます。 

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