山形旅行「米沢牛ざんまい」

ゴールデンウィークは2泊3日で山形を訪れてきました。

初日は、あつみ温泉に滞在しました。東京からは、上越新幹線で新潟へ向かい、秋田行きの特急いなほに乗り換え、合計4時間ほどで到着します。

あつみ温泉は小さな温泉街ですが、川がせせらぎ、閑静でくつろぐことができるところです。残念ながら桜の見頃は終わっていましたが、川沿いの桜並木はとてもきれいなようです。また、街中には足湯が点在しており、無料で利用することができます。私も到着してすぐに足を運び、旅の疲れを癒してきました。

この日に宿泊したのは、萬国屋というホテルです。評判の良いところだけあって、手入れが行き届いており、スタッフの対応もよく、気持ちよく過ごすことができました。食事は、日本海が近いので、新鮮な刺身やアワビの磯焼などが振る舞われたほか、山菜や和牛のしゃぶしゃぶなども楽しむことができ、地酒がすすみました。

翌日は、あつみ温泉駅から鶴岡駅へ移動し、レンタカーを借りて羽黒山へ立ち寄った後に、赤湯温泉へ向かいました。

羽黒山では、2500段もの石段を登っていくのはさすがにつらいので、国宝の五重塔で折り返し、車で山頂へ向かい、三神合祭殿をお参りしてきました。深く生い茂った木々は、本当に神様がいるような威厳のある雰囲気を漂わせています。

その後は、漬物の里という直売所に併設されているそば処福湊庵で昼食をとりました。風味のある十割そばが楽しめるだけでなく、漬け物食べ放題のサービスもあり、おすすめのお店です。

赤湯温泉での宿泊先は、丹泉ホテルです。赤湯温泉は、開湯から900年もの歴史があるだけあって、お湯質が良いです。丹泉ホテルでのお目当ては、米沢牛づくしの夕食です。なんと、牛刺しや牛握りなど、米沢牛づくしの品々が並ぶだけでなく、メインには米沢牛のすき焼きにステーキまで付いているという贅沢なコースです。あまりに食べ過ぎ、しばらく動けなくなってしまいました。

最終日は、米沢へ向かい、市内を観光しました。最初に訪れたのは、上杉家が祀られている上杉家御廟所です。上杉謙信の祠堂を中央に、歴代藩主の祠堂が並んでおり、質素ながらも厳格な佇まいです。その後、松が岬公園に足を伸ばし、上杉神社をお参りしました。

前日に続き、 この日の昼食も米沢牛を堪能しました。訪れたのは、老舗の登起波です。前日にすき焼きもステーキも食べてしまったので、炭火網焼きコースを選択しました。ほどよく脂ののったカルビと肉そのものの味が楽しめるロースが盛り合わせになっています。さらに、帰りの新幹線では夕食分の米沢牛のお弁当まで手に入れ、まさに米沢牛ざんまいの旅行でした。

山形を観光してまわったのは初めてですが、のんびりした雰囲気と美味しい料理に温泉と、非常につろぐことが出来、とても気に入りました。