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Warp&Weft

オーダーメイドスーツに初挑戦しました。

きっかけは、OCEANS5月号の特集で紹介されていた、あるスーツに目が釘付けになったことです。

私は、CORNELIANIのスーツを愛用しているのですが、たまには気分を変えて、英国的なスタイルのものもワードローブに加えたいと思っていました。そんな時に、まさにイメージ通りの構築的なシルエットに、紺地に白のピンストライプというスリーピースが掲載されていましたのです。同時に、そろそろスーツのオーダーにもトライしてみようと、色々と情報収集していたところだったのですが、取り扱っているのがワープ&ウエフトという、麻布テーラーがディレクションするオーダーメイドスーツのショップだったということもあり、一気に決意が固まりました。

ショップへ足を運び、スタッフの方に夏でも着れるオーセンティックなスリーピースを作りたいということを伝えると、そこからカウンセリングのスタートです。誌面で紹介されていたもの以外にも、私のイメージに近い生地のサンプルを次々と提案してくれ、一つ一つ丁寧な説明を聞きながら吟味していきます。散々悩んだ結果、初志貫徹で紹介されていたものと同じ、ハリソンズオブエジンバラの生地を選びました。

今回はスリーピースと決めていたのですが、それ以外にも2B/3B、ベンツ、ベストの襟の有無、パンツのプリーツの有無、裾口など、基本的なスタイルもこの段階で決めていきます。私は、2Bのサイドベンツに襟付きのベスト、パンツはアウトプリーツでダブルにすることにしました。また、通気性を考えて、背抜きにしました。

その後、裏地やボタン、ラペル幅などのディテールを決めたら、いよいよ採寸とフィッティングです。着丈や袖丈など、主だった箇所を採寸してもらった後に、ゲージ服を着て補正箇所の調整を行っていきます。てきぱきとサイズを確認しながらも、個人的な体の特徴などを踏まえて的確にアドバイスをしてもらえたので、安心して任せることができました。私は標準的な体型と比較して、上半身は胸板が厚く肩幅があり、下半身はふくらはぎが太いそうです。

通常、仕上がりまでは約3週間なのですが、今の時期はゴールデンウィークをはさんで約1ヶ月後の引渡しになるとのことです。実際に着てみるまでは少し不安も残りますが、ジャストフィットの仕上がりになっていることを期待しています。

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