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東京芸術劇場シリーズ

妻の知り合いの方にご招待いただき、クラッシックのコンサートに行ってきました。

本格的なクラッシックのコンサートに足を運ぶのは初めてで、曲の背景などの予備知識がほとんどない中で演奏を聴いたのですが、聴き覚えのある曲も含まれており、すばらしい音色と歌声を満喫することができました。特に、総勢百数十名の大合唱団の歌声は圧巻でした。

指揮は、東京交響楽団の常任指揮者でもある大谷直人さんという方だったのですが、素人が見ても後ろ姿に表情の豊かさが感じられ、その動きにオーケストラが反応していく様子を見て、ハーモニーという言葉の意味を再認識させられました。

コンサルタントという仕事をしていると、組織の壁に阻まれてコミュニケーションが硬直化している状況への改善策を検討することも多いのですが、オーケストラはそうした組織に対するお手本を示しています。それぞれが自分のパートをきっちりこなしながらも、指揮者が全体のバランスを見渡し、演奏者はその指示に従いながら、全体が調和するように音色を奏でる、という関係は組織にとっての理想的な状態といえるからです。そして、こうした関係が成立しているからこそ、すばらしい演奏を聴くことができるのだと思います。

クラッシックの知識があれば、もっと本来の鑑賞ができたのだと思いますが、知識がない自分でも十分楽しむことができるコンサートでした。

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