男性向けファッション誌の氾濫
先週の土曜日に日経新聞を読んでいて、あることに気がつきました。やたらと男性ファッション誌の広告が目に付くのです。
それもそのはず、毎月24日発売(今月は24日が日曜日のため23日発売)の雑誌だけでも、LEON、BRIO、uomo、zino、OCEANS、GQ、GOETHEなどなど、枚挙にいとまがありません。
このうち、いくつかは定期的に購読したり、何らかの形で目を通したことがあるので、簡単に書評を述べたいと思います。
先頭バッターは、レオンです。言わずと知れた、「ちょい不良オヤジ」ブームの火付け役です。キーワードや言い回しのうまさはさすがという感じですが、あまりにも私の実生活と乖離があるため、購読はしていません。もっぱら行きつけの美容院で読んでます。
次に、ブリオです。こちらはファッションというよりは、ライフスタイル全般をテーマにしている感じで、品の良い金持ち像を追いかけているような印象を持っています。以前は定期的に購入していたのですが、出てくる人の生活レベルが高すぎて、最近はあまり読んでいません。
三番手は、ウオモです。レオンのコンセプトをマネしつつ、流れを作り切れていない中途半端な印象もありますが、最近は毎月買ってます。中途半端な感じが現実感があるというか、少しは踏み込める世界という感じです。
今月号は、バーゼルワールドやジュネーブサロンを特集したDVDの付録が付いているのですが、これが思ったより良くできた力作です。タカをくくって見ていたのですが、効果音なども丁寧に作られており、見応えのある内容でした。見ていると、見覚えのある人が写っており、誰かと思っていたのですが、どうも先日のジャガールクルトのパーティでお会いしたCEOのようです。バーゼルワールド参加者のファッション&時計チェックをしているコーナーに、何食わぬ顔で出演しています。もちろん腕にしているのは、ジャガールクルトでした。
話がそれましたが、四つ目は、ジーノです。元レオンの編集長だった岸田さんが新たに創刊された雑誌とあって、ノリはレオンに近い感じです。ただ、年収5,000万円以上の富裕層をターゲットにしていることもあり、ほとんど私には縁のない世界ということで、たまに立ち読みする程度です。
五つ目は、オーシャンズです。他の雑誌が割とチャラチャラしているのに対して、家族(特に子供)をテーマに採り入れている点がユニークなのですが、子供のいない私には今ひとつピンときません。創刊時に購入したっきりで、以来お目にかかっていません。
最後に、発売日は異なりますが、MEN'S EXです。こちらも先の岸田さんが立ち上げた雑誌なのですが、血統が良い感じというか、わりと正統派なファッションを追求している点が気に入っており、毎月購読しています。
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