2日目の旅は、朝食のために主計町を訪れるところからスタートしました。
淺野川のほとりにある貴船では、日曜日のみ限定で1,500円で朝食を楽しむことができるのですが、あまりのクオリティの高さに感動させられました。一品一品作り手の気持ちが伝わってくる料理ばかりで、特にご飯はお店に入ってから釜で炊き始めるという手の込みようです。
その後は、兼六園下にある石川県観光物産館でお土産を購入し、和菓子作り体験に参加しました。ここは、県内の名店が一同に出店していることもあり、ついつい色々買い込んでしまいました。また、本当の職人さんに和菓子作りを教えてもらえるのは貴重な機会です。
昼食も館内にある寿し駒でとりました。時化でバイ貝が品切れ立ったのが残念でしたが、接客もとても丁寧で、ズワイガニ、甘エビ、白エビ、寒ブリなどの地魚の握りをとても美味しくいただくことができました。
その後、花火大会が開かれるということもあり、この日を狙って和倉温泉に移動しました。
和倉温泉といえば、加賀屋が有名ですが、あまり規模が大きいところよりも、こぢんまりしたところの方が落ち着くと思い、多田屋を宿泊先に選びました。
利休という貴賓室は、部屋毎にそれぞれ異なるコンセプトで造られているのですが、運良く露天風呂つきの部屋にアップグレードしていただき、茶室の付き部屋に泊まらせていただきました。客室の前には、海が広がり、とても開放感があります。しかも、さらに運の良いことに、部屋から花火を鑑賞することもできました。
料理は、本格的な会席で、丁寧に造られた品々はどれも美味しく、特に出汁の取り方が非常に上手いと感じました。加賀の名産品をふんだんにつかい、刺身は勿論、活ズワイガニ、ノドグロの西京焼き、中島菜のシャーベット、寒ブリのしゃぶしゃぶなど、かなりのボリュームでしたが、すべて平らげてしまいました。
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